先日OECD学力調査の結果とともにフィンランドの順位が上位であるとお伝えしましたが、なぜフィンランドが上位に立っているのか、フィンランドの教育の良い点をいくつかご紹介させていただきます。
日本と全く違う教育方法で学習を行っているわけではありませんが、フィンランドの教育は日本の何倍も「生徒に考えさせる教育」に力を入れています。高校生時代にフィンランドに留学した経験のある方の話ですと、分厚い本を何冊も読むことが要求され、テストではその知識に基づいてエッセー(論文)を書かせることが多いそうです。暗記しなくてはいけないものはたくさんあるけれど、本を読んでいるうちに覚えてしまうのだそうです。そういった「生徒に考えさせる教育」に長年力を入れた結果、国際的な学力調査(PISA)では、問題の間違え方にも違いが出てきているそうです。フィンランドの子は解答欄に何かしら答えを書いて間違っていますが、日本の子は何も書かずに間違えているということです。
もう一つは教師の質にあるようです。フィンランドの教師はすべて修士号を取得していて実績が高く、同じ学校で長く勤務して責任を持たせているためだといわれています。学校では他の良いところをまねるだけではなく、教師・生徒の環境を整えることが大事だと言われています。
日本は2003年のPISAの結果に焦り、導入し始めたゆとり教育を廃止し、授業時間を増やしました。日本の学校でもフィンランドの教育を見習って新しい授業を始めたり授業の展開を変えている所が多数出てきています。
家庭教師の指導の中でも先生方と連携を取って、生徒に考えさせる授業で良い方法などがあれば随時取り入れていきたいと思います。
家庭教師ファースト 千葉

