2009年05月21日

家庭教師ファースト代表より

新型の豚インフルエンザ発生に関して、家庭教師ファーストは、該当エリアのご家庭と家庭教師の先生にご連絡をさせていただき、マスクの着用と手洗い・うがいの徹底を呼びかけました。

本日の報道で厚生労働大臣も、季節性のインフルエンザと同じように冷静に対応するよう呼びかけておりますが、正しい情報と知識をもとに対応し、皆さんの健康と仕事への影響を最小限に留めたいものですね。

新型インフルエンザに限らず、風邪に対する基本姿勢は、「うつさないようにする」「もらわないようにする」ということに尽きます。風邪を引いた人もそうでない人もお互いの努力や思いやりが大切です。

私も日頃から社員にこう伝えております。「明日、大事な行事を控えている人がいるかもしれない」「明日、人の命を預かる仕事をする人がいるかもしれない」「疾患のある小さな子の家族やお年寄りが怯えているかもしれない」...。そのようなあなたの周囲の人たちに、風邪を引かせない、そして自らももらわないように努める。そのように思いやりの心をもって考えると、率先して「うつさないようにする」「もらわないようにする」ことができるのではないのでしょうか。


家庭教師ファースト 代表 小杉充彦
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2009年05月08日

新学習指導要領J

本日は新学習指導要領についての11回目。小学校の社会についてお伝えします。

要点
・世界及び日本の諸地域についての地誌学習の充実【地理】
・近現代の歴史に関する学習や歴史の大きな流れの理解に関する学習の充実、世界史の充実【歴史】
・現代社会をとらえる見方や考え方にかかわる学習の充実【公民】


歴史・公民で一部、地理では半分以上の内容に増加変更があります。歴史では、「世界の宗教のおこり」「冷戦の終結」といった世界史に関する内容などが増強され、地理では、現行の学習指導要領で削除された「世界の諸地域の地理」など、世界地理についての内容が戻ってきます。また中3で学習する公民では、「裁判員制度」「文化や宗教の多様性」などが増えます。また、「持続可能な社会を形成する」という観点から、より良い社会を築くために解決するべき問題を探求し、自分の考えをまとめる内容が新設されました。中学社会科の修了論文的な役割になります。

このような変化は、新しい学習指導要領で示されている、知識・技能の「習得」と「活用」をバランスよく行うことを反映したものです。さまざまな角度から生活の中の課題を追うことで、社会科の知識・技能を習得し、それらを活用して考え、判断し、表現する力を付けることを目指します。


今回で新学習指導要領についてのご案内は終了となります。今後の学習の参考にしてみてください。
posted by ファースト at 18:50| 教育・学習について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月01日

新学習指導要領I

本日は新学習指導要領についての10回目。小学校の社会についてお伝えします。

要点

・学習や生活の基盤となる知識についての学習の充実
・伝統や文化についての学習の充実
・よりよい社会の形成への参画にかかわる学習(環境、防災、情報化、法や経済)の充実


小学校の社会科は、一部の内容が増えたり変わったりします。例えば、

「47都道府県の名称と位置(小4)」
「地域資源の保護・活用(小3・4)」
「世界の主な大陸・海洋・国の名称と位置(小5)」
「価格や費用(小5)」
「狩猟・採集時代の生活(小6)」
「国民の司法参加(小6)」

以上の項目などが追加されます。

今回の改訂では、自分が主体的に社会参画していくために必要な「金融経済教育」「法教育」「情報教育」などが強化されています。「考える力」を伸ばすために、授業もさらに多角的・多面的になっていくと考えられます。

次回は中学校の社会についてお伝えします。
posted by ファースト at 17:11| 教育・学習について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月20日

新学習指導要領H

本日は新学習指導要領についての9回目。中学校の理科についてお伝えします。

要点

・小中学校を通じた内容の一貫性を重視し、内容構成を変更
・国際的な通用性、内容の系統性を確保するため、必要な指導内容を充実
・観察、実験の結果を整理し考察する学習活動などを充実
・日常生活や社会との関連を重視


小学生と同様、科学の基本的な知識・技能の確実な定着を図るために、「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」などの科学の基本的な見方や概念を柱として、子供たちの発達段階を踏まえ、小学校、中学校を通じた内容の一貫性が重視されています。


言語力の育成・活用の重視
問題を見出し観察、実験を計画する学習活動、結果を分析して解釈する学習活動、科学的な概念を使用して考えたり説明したりする学習活動の充実が図られます。

科学的な体験や自然体験
原理や法則の理解等を目的としたものづくり、時期を考慮した観察や実験、継続的な観察や季節を変えての定点観測を行ったり、観察や実験をもう一度繰り返したりする学習活動など、科学的な体験や自然体験の充実が図られます。

環境教育
第1分野と第2分野に共通項目「自然環境の保全と科学技術の利用」が新設され、環境についての学習が総合的に扱われるようになり、社会との関連付けがより明確に示されました。


学習する内容が増加したので、増えた学習内容をどのような学習活動を通じて定着させるか、どのように活用させるか、そしてどのようにその力を評価するのかが、今後の指導上の大きな課題になりそうです。


次回は小学校の社会についてお伝えします。
posted by ファースト at 14:27| 教育・学習について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

新学習指導要領G

本日は新学習指導要領についての8回目。小学校の理科についてお伝えします。

要点

・小中学校を通じた内容の一貫性を重視し、内容構成を変更
・国際的な通用性、内容の系統性を確保するため、必要な指導内容を充実
・観察や実験の結果を整理し考察する学習活動などを充実
・日常生活や社会との関連を重視


小・中学校での内容の一貫性を重視して、「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」という概念を柱として、多くの学習内容が追加されました。

また、児童の学び方の特性や2つの分野で構成される中学校との接続を考慮し、現行の3区分→2区分に内容が再構成されます。

言語力の育成・活用の重視
観察、実験の結果を整理する学習活動、結果について考察する学習活動、科学的な言葉や概念を使用して考えたり説明したりする学習活動の充実が図られます。

科学的な体験や自然体験
生活科との関連を考慮し、ものづくりなどの科学的な体験やみぢかん自然を対象とした自然体験の充実が図られます。

環境教育
地域の特性を活かし、環境保全を考えた学習や、環境への負荷に留意した学習の充実が図られます。


新しい理科の学習指導要領では学ぶ内容が増え、新しい目標も追加されましたが、大切なのは、子どもたちが科学を学ぶことの意義や有用性を実感し、科学への関心を高めていけることだと言えます。

次回は中学校の理科についてお伝えします。
posted by ファースト at 16:53| 教育・学習について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

新学習指導要領F

本日は新学習指導要領についての7回目。中学校の国語についてお伝えします。

要点

・各領域の能力を確実に身につけるため、批評・評論・論説などの言語活動を充実
「取材」「構成」などの指導事項を新設、学習過程を明確化
・古典や近代以降の代表的な作家の作品など、伝統的な言語文化に関する指導を重視


小学校の国語と同様、言語活動の充実がポイントとなります。
例えば…
「日常生活の中の話題について対話や討論などを行うこと」
「図表などを用いた説明や記録の文章を書くこと」
「文章と図表などとの関連を考えながら、説明や記録の文章を読むこと」
などといった授業が増えてくると予想されます。

漢字について、現行では3年の指導事項である「学年別漢字配当表に示されている漢字(小学校で習う1006字)を書き、文や文章の中で使うこと」を2年に移し、3年では「学年別漢字配当表に記されている漢字を書き、文や文章の中で使い慣れること」としています。
多様な語句の形の中で、また、様々な文脈の中で、漢字を使いこなす力が求められています。

次回は小学校の理科についてお伝えする予定です。
posted by ファースト at 14:44| 教育・学習について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月13日

新学習指導要領E

本日は新学習要領についての6回目。小学校の国語についてお伝えします。

要点

・各領域の能力を身につけるため、記録・解説・推薦などの言語活動を充実
・「話題」「取材」「交流」などの指導事項を新設、学習過程を明確化
・故事成語、古文漢文の音読など、伝統的な言語文化に関する指導を重視


現行の「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の3領域と〔言語事項〕の構成から、3領域と〔伝統的な言語文化と国語の性質に関する事項〕に改められました。

伝統的な言語文化と国語の性質に関する事項とは…
伝統的な言語文化(古文・漢文や文語調の短歌や俳句など)、言葉の特徴やきまり、漢字、書写から構成されます。


日常生活に必要な能力を身につけるため、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の3領域の指導事項を、言語活動例を通して指導することが一層重視されています。

例えば、「内容を理解するために読む」「調べるために資料を読んだり、インタビューをしたりする」など、目的を明確に定めた言語活動や、「読んだ物語を1年生に紙芝居にして見せる」「本の内容を詳しく読んで推薦文を書く」など、読むことと書くことを連動させ、具体的に目的と相手をはっきり定めて発信する活動などといった授業が予想されます。


また、漢字を読む機会を多く持たせるため、習っていない漢字もルビ付きで教科書に載せることが出来るようになりました。ローマ字も現行の4年から3年に移行され、学習時期が早められます。

次回は中学校の国語についてお伝えします。
posted by ファースト at 22:18| 教育・学習について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

新学習指導要領D

本日は新学習指導要領の5回目。中学校の数学についてお伝えいたします。

要点

・国際的な通用性、小・中学校の算数・数学内容の連続性や系統性を考慮し、指導内容を充実
・基礎的・基本的な知識や技能定着のため、反復(スパイラル)による指導を充実
・知識・技能を活用できる力を育成し、学ぶことの意義や有用性を実感できるよう、数学的活動を規定

小学生の算数と同様、重要なポイントとしては「数学的活動」です。

数学的活用とは
○既習の数学を基にして、数や図形の性質などを見出し、発展させる活動
○日常生活や社会で数学を利用する活動
○数学的な表現を用いて、根拠を明らかにし、筋道立てて説明し、伝え合う活動

領域構成については、現行の「数と式」「図形」数量関係の3領域に、確立・統計に関する領域である「資料の活用」を設けるとともに、「数量関係」を「関数」に改め4領域となります。

情報があふれて計算はコンピューターがしてくれる社会においては、計算してできあがってきたデータを目にしたときにそれが正しい情報か判断することが必要になってきます。何が正しい情報なのか判断することが、これからの社会を生きる人間の役割として大切になります。
「世の中の現象をもとに相関関係を見抜いて予測をしてみよう」こうした授業を行う先生も増えるかもしれません。

また、いくつかの領域を各学年で少しずつ深く習っていく「スパイラル的な指導」や、今回初めて指導内容として示された「算数・数学的活動」をとおして「知識」の定着をはかったり、前回移行・削除された「図形」分野の内容を復活させて思考力を鍛えたりすることも予想されます。

次回は小学校の国語についてお伝えします。
posted by ファースト at 17:16| 教育・学習について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月10日

新学習指導要領C

本日は新学習指導要領についての4回目。小学校の算数に関してお伝えいたします。

要点

・基礎的、基本的な知識や技能の定着のため、反復(スパイラル)による指導を充実
・国際的な通用性、小中学校の算数・数学内容の連続性や系統性を考慮し、指導内容を充実
・思考力、判断力、表現力、日常生活に活用する態度を育成できるよう算数的活動を充実


最も大きい変化は、言葉や数・式・図などを使って説明するといった「算数的活動」が今回初めて、指導領域として分けて示されたことです。

算数的活動とは
○具体物を用いた活動…量の大きさを比べる活動・合同な図形を書いたり作ったりする活動
○知識をもとに発展的、応用的に考える活動…計算の結果の見積もりをして判断する活動・比例の関係を用いて問題を解決する活動
○考えたことを説明する活動…計算の仕方を考え説明する活動・面積の求め方を考え説明する活動

これは、「知識を使って判断し、考え、新しい知識をつくる」「表現できる」力を育てたい、という狙いの表れです。

次回は中学生の数学についてお伝えします。
posted by ファースト at 15:28| 教育・学習について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月09日

新学習指導要領B

本日は新学習指導要領についての3回目。中学校の英語に関してお伝えいたします。

要点

・「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を総合的に育成
・授業時間数を年間105時間から140時間に増加
・指導語数を「900語程度まで」から「1200語程度に増加」

取り扱う文法事項は現行のものから変更ありませんが、学習する単語数が「900語程度まで」から「1200語程度」へ増えます。これは、授業時間数が増加したことや、コミュニケーションを図る活動をより豊かにするという視点からの変更です。
また、「既習事項を繰り返して指導し、定着を図る」のもポイントです。繰り返し使うことで、語彙や文法の知識を定着させるとともに、それを実践的に使う力につなげていくためです。

小学校での外国語活動を通じて「聞くこと」「話すこと」に関しての一定の素地は育成されることを踏まえて、中学校では「読むこと」「書くこと」といった文字を使った言語活動について本格的に学習することとなりました。

次回は小学校の算数についてお伝えする予定です!
posted by ファースト at 14:43| 教育・学習について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする